新潮文庫 nex

LITERARY WORK DETAIL 作品詳細

ゲンエイノシュジュツシツアメクタカオノジケンカルテ 
幻影の手術室—天久鷹央の事件カルテ—
知念実希人/著
いとうのいぢ/イラスト
手術室での不可能犯罪。なぜ麻酔医は死んだのか。
手術後のオペ室で起きた医師死亡事件。記録用のビデオに録画されていたのは、一人の麻酔医が「見えない誰か」と必死に格闘し、その末に絶命する場面だった。手術室は密室。容疑者は全身麻酔で身動きのとれない患者のみ。西東京市・清和総合病院で起きた不可能犯罪に対し、天才女医・天久鷹央(あめくたかお)は独自の捜査に乗り出すが……。事件に隠された“病”を解き明かす、本格医療ミステリ。
ISBN
978-4-10-180076-9
発売日
2016年9月 1日

プロフィール

チネン・ミキト

1978(昭和53)年、沖縄県生れ。東京慈恵会医科大学卒業。2004(平成16)年から医師として勤務。2011年、「レゾン・デートル」で島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞。2012年、同作を『誰がための刃』と改題し、デビュー。医学的知見を生かしたミステリー作家の新星として注目されている。他の著書に「天久鷹央」シリーズ、『螺旋の手術室』『優しい死神の飼い方』『仮面病棟』『時限病棟』『あなたのための誘拐』『崩れる脳を抱きしめて』などがある。